安心してガスをお使いいただけるよう、生活に密着したぬくもりあるくらしをご提案をしています。
夏から秋に頻発する台風、いつ発生するかわからない地震等の自然災害……。災害情報の用語や災害レベルに合った行動について、知識・対策は十分ですか? 今回は、防災の基礎知識と合わせ、万が一のときの備えになるガス機器を紹介します。
例年、夏の終わり頃から全国で猛威を振るう台風。報道などでよく聞く「台風の大きさ」は強風域の半径、「台風の強さ」は中心付近の最大風速で規模を区分しています。
・風速の単位「m/s」は、1秒間に進む速さを表します。
風速15m/sなら、1秒間に15m進む速さの風です。
多くの樹木や電柱は倒れる恐れがある。家屋の倒壊も始まる。
屋外での行動は極めて危険な状態。走行中のトラックは横転の恐れがある。
何かにつかまっていないと立っているのが難しくなる。飛来物に注意!
風に向かって歩けなくなり、転倒する人も。雨戸やシャッターが揺れる。
・震源が同じでマグニチュードが違う地震のイメージ
震度は「揺れの大きさ」、マグニチュードは「地震の規模(その地震自体のエネルギー値)」のことを指します。同じ場所で起きた地震でも、マグニチュードの値しだいで震度が異なります。
水害や土砂災害時の避難情報の発令は、5段階の「警戒レベル」に基づいて運用されます。
警戒レベル | とるべき行動 | 避難情報 |
---|---|---|
警戒レベル5 すでに災害が 発生している状態 |
命を守るための最善の行動をとる | 災害発生情報 |
警戒レベル4 | 全員避難 | 避難勧告・避難指示(緊急) |
警戒レベル3 | 高齢者・障がい者・乳幼児などと、その支援者は避難、その他の住民は準備 | 避難準備・高齢者等避難開始 |
警戒レベル2 | 避難に備え、ハザードマップなどにより、自らの避難行動を確認 | 洪水注意報・大雨注意報 |
警戒レベル1 | 防災気象情報などの最新情報に注意するなど、災害への心構えを高める | 早期注意情報(警報級の可能性) |
停電対応ユニットと接続可能な「停電モード」を搭載したガス給湯器が便利。停電時でもガスと水道が使用できれば、応急的にお湯を使うことができるように!
停電対応ユニットを介し、自動車のバッテリーから電力を得て、応急的な給湯が可能になります。
ガスを燃料に自宅で発電し、同時にお湯もつくれる家庭用燃料電池。自立運転機能付きタイプなら、停電時でも最大700Wまで電気を使うことができます。