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Vol.38
3.11 東日本大震災から10年 頭の中で行う防災訓練

3.11 東日本大震災から10年 頭の中で行う防災訓練

もし震度6度以上の強い揺れを感じたとき、どう行動すればよいのか、イメージできていますか? 実際に災害が発生しても、正しく判断・行動ができるよう、災害発生時からの状況と行動を日頃から想像しておくことが重要です。 「もしも」に備え、頭の中で行う防災訓練で防災力を高めましょう。

地震発生時

まずは「身を守る」行動を

大きな揺れを感じたり、緊急地震速報を受けたりしたときは、揺れが収まるまで「安全スペース」「姿勢を低く・頭を守り・動かない」行動をしましょう。

3つの「ない」がそろう「安全スペース」の確保
落ちてこない 倒れてこない 移動してこない
ガスコンロの火がついていたら?

ガス使用中に、震度5相当以上の地震があるとマイコンメーターが自動的にガスを遮断。慌てず、まずは身を守ることに専念しましょう。

地震直後(1分~)

落ち着いて「安全確保」!!

大きな揺れが続く時間は、長くても1分程度といわれています。揺れが収まったら、「火元確認」「出口確保」を行い、家族や周りの人の安否確認を行いましょう。

火元確認

器具栓、ガス栓を閉めます。避難する時は容器バルブも閉め、二次災害を防ぎます。

出口確保

室内の場合は、いつでも避難できるよう窓やドアを開けて出口を確保します。

地震直後のNG行動とは?

地震直後(3分~)

「正しい情報」「確かな行動」

行動する前に必要なことは、「正しい情報を得る」ことです。現在地の火災や避難指示、津波警報等を確認し、「避難の判断」をしましょう。

正しい情報を得る

停電時でも聞けるラジオやテレビ、スマートフォンで、地域FMや消防署などから情報を得ます。

避難の判断

避難勧告・避難指示の発令や火災の危険がある場合、速やかに安全な場所に避難をします。

どこに避難したらいいの?

まずは市町村が指定した「指定緊急避難場所」へ避難。その後、自宅の安全が確認できれば在宅避難を、被害があり生活に困るような場合は避難所などに避難しましょう。

災害に強いライフライン「LPガス」

災害発生後、ライフラインが復旧するまで数週間かかることも…。LPガスなら「分散型エネルギー」のため、点検を行い、異常がなければすぐに復旧・供給ができます。

分散型エネルギーが災害に強いワケ

LPガスは、都市ガス等とは異なり、容器単位で各家庭にガスを個別供給している「分散型エネルギー」。異常があった場合も、配管が短いため、すぐに点検や修理をして使用することが可能です。