安心してガスをお使いいただけるよう、生活に密着したぬくもりあるくらしをご提案をしています。
レシピなどでさまざまに表記される火加減。きちんと使い分けられていますか? 今回は、料理の出来栄えを左右する火加減について、基本をおさらいし、食材や調理方法に合わせた使い分け方のコツをレクチャーします。
約140℃/消えてしまうギリギリ手前の弱い炎。
鍋の中は、ほとんど動きなし。
約150℃/炎の高さが火元と鍋底の半分程度。
微妙な火加減は、鍋底への炎のあたり方で見分けを!
約160℃/弱火と中火の中間の火加減。
約170℃/鍋底に炎の先がかすかに触程度。
約180℃/鍋底全体に炎が広がって触れる状態。
・テフロン加工の鍋は、強火NGなので要注意!表面のコーティングが剥げる原因になります。
・「つまみ全開」が強火ではありません!
200℃以上/鍋底から炎がはみ出る程の火加減。
火力が強すぎ、料理ではほとんど使いません。ガス代も無駄に……。
葉物野菜を鮮やかに
「高温で短時間」「急激に冷ます」がポイント。沸騰したたっぷりの熱湯に塩を加えてフタをせずにグラグラと茹で、茹で上がったらすぐに冷水に取ります。
牛肉をジューシーに
煙が出る直前までフライパンを熱して、まずは強火でさっと。表面がこんがりしてきたら、少し火を弱めて焼きます。裏返して同様に。
表面を素早く焼きかため、うま味を閉じ込めます。
魚をふっくらと
焼き魚は「強火の遠火」が理想。グリル(焼き網も)は、予熱しておきましょう。中~強火で一気に焼き上げることが、皮はパリッ・身はふっくらとした焼き魚にするコツです!
炒め物をシャキッと
家庭用のコンロ×フライパンなら、弱火で炒めて、最後だけ強火にして仕上げるのが正解!
半端な高温は、食材から水分が出やすく、うま味も逃げてしまいます。
揚げ物をカリカリに
油の温度がカギです。高温になり過ぎないよう、中火を基準に火加減の調整を。野菜類は低温(弱火)、肉類は中温(中火)、魚介類や二度揚げは高温(中~強火)で。
煮物をじゅんわりと
レシピなどで詳しい火加減の記載がなければ、中火ととらえてOK。しっかり煮含める、長時間煮込むものは、弱火でじっくり火にかけます。
強すぎる火加減は具材の煮崩れの原因に。
機能派ガスコンロ&グリルがあれば、食材や料理ごとに火加減を使い分ける手間いらず♪ 多彩なオートメニュー機能で、どんな料理でも理想の仕上がりを実現してくれます。
グリル専用のオプション調理器具があれば、さらに料理が簡単・便利に♪